蝶の撮影記 沖縄 初日−その2
2004年11月初旬 
沖縄県 石垣島

さて、場所はまだバンナの周辺です。
次に見つけたのがこのウラナミシロチョウ。
たくさんシャッターを切ったのだが、白い蝶に南国の陽射しが強いと撮影が難しい。
胸の部分は白くなっているが、羽は綺麗に撮れたのではと思う。


☆ ウラナミシロチョウ
リュウキュウアサギマダラは朝から何度か見ているのだが、なかなかシャッターチャンスがなかった。
本州でも見れるアサギマダラと比べると色が鮮やかで南国らしい。

☆ リュウキュウアサギマダラ

次にオモト方面へ移動。この辺りも良いポイントが点在しているようで、楽しみだ。
最初にやってきたのがクロテンシロチョウ!
見たかった蝶の1つだが、難しいかと思っていたので嬉しい。
実際に見るとフワフワ飛び、ヒメシロチョウに近い印象だ。何枚か飛翔写 真にも挑戦したが、うまく撮れていなかった。もう少し頑張っておけばと少し悔しい。


☆ クロテンシロチョウ
近くにはこんなのもいました。
最初はコガネムシと思って調べたら分かりませんでしたが、カメムシで検索するとすぐに出てきました。

ナナホシキンカメムシ
かなり痛みが激しいが、撮影したかったツマベニチョウだ。
もっとオレンジの濃い新鮮な個体を撮影したいところだ。

☆ ツマベニチョウ
ツマベニチョウを撮影した場所の奥へ行くとジャノメチョウが飛んでいる。飛んでいると白い色が目立つ。
マサキウラナミジャノメと区別が難しいが、ヤエヤマウラナミジャノメだと思う。
「翔写真館」 のAさんにマサキウラナミジャノメと教えていただきました。裏面 の眼状紋付近の白の状態が違うそうです。ありがとうございました。

☆ マサキウラナミジャノメ

☆ マサキウラナミジャノメ

少し広い草地に黒い小さな蝶が見えた。
最初は蝶かどうかも自信なかったが、近づくとクロセセリだった。
関西くらいまで見れるようになっているようなので、数年後には関東でも見ることができるかもしれない。


☆ クロセセリ

少し標高の高いところへ林道を上がってみたが、蝶の姿は少ない。
しかし、ここでは期待していなかったタテハモドキを見ることができた。


☆ タテハモドキ

今度は標高の低い場所の林道を散策してみる。
入口付近から大きめのウラナミシジミが飛んでいる。水色の表翅が鮮やかだ。
このシロウラナミシジミは最近石垣島でもよく見れるようになったようだ。


☆ シロウラナミシジミ

ここではリュウキュウアサギマダラ、スジグロカバマダラ、タイワンキチョウなどに、ルリウラナミシジミ、ヤクシマルリシジミなどを見ることができた。
良さそうな環境なので今度は早めの時間帯にもう1度歩こうと思う。


☆ ヤクシマルリシジミ

林道を出て宿へ向かおうと少し進んだところでピンクの花に小さいシジミが集まっていた。 小さなシジミチョウで撮影が難しいが、タイワンクロボシシジミだ。
このピンクの不思議な花、知っている人がいたら教えて下さい。
「翔写真館」 のAさんにノゲイトウと教えていただきました。ありがとうございました。
調べてみると関西より西で自生している帰化植物だそうです。


☆ タイワンクロボシシジミ

ここで初日は終わりです。長い1日だったように感じましたが、時間がいくらあっても足らない印象です。
初撮影でも後でもっと良く撮れているものなど、未掲載の蝶も数種類います。
1日で初撮影の蝶が20以上というのは国内では2度とできないでしょう。(笑)

翌日は西表へ向かう予定です。

(続く)


前へ戻る 次へ進む


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送