2004年 山歩きダイジェストNo.2
2004年4月下旬 西上州二子山
晴 | 曇
登山口 → 又峠 → 西岳 → 登山口
今回は会の山行で埼玉と群馬の境にある西上州二子山で7名の参加者。2台の車で登山口で向かう。
途中で秩父の芝桜の渋滞が心配だったが、恐れたほどではなく、10:30に到着。
この日は前日までの高い気温が一気に下がるという予報だった。それほど寒い感じはないが、ときおり強い風が吹くのが心配である。この山は痩せ尾根の岩場が続くので、風が強すぎると無理しない方がいいかもしれない。
又峠までは普通の登山道で、各種のスミレや小さい花が咲いている。
ウシハコベかとも思いましたが、サワハコベのようです。
サワハコベ こちらも同じくらいに小さな1センチもない花です。
これはワダソウで合っていると思います。写真は少しピンボケですね。
ワダソウ 蝶はテングチョウとスギタニルリシジミが飛んでいる。スギタニルリシジミはできれば撮影したいと思って歩くが、団体行動のときはゆっくり撮影するわけにはいかない。それでも、1匹がゆっくりと羽を開いて止まっていた。普段は羽を閉じて止まる蝶なのでラッキーな1枚となった。
スギタニルリシジミ ヒトリシズカも少しだけ咲いていた。この時期にはよく見ることができる花である。
他にはところどころでチゴユリも咲いている。
ヒトリシズカ又峠の手前はニリンソウの群落が広がっている。
残念ながら期待したカタクリは少し時期が遅かったようで、ピークを過ぎた花が少し残っている程度だった。
ニリンソウ
ニリンソウ 峠から東岳、西岳と別れているが、東岳は普通の装備では危険ということで迷わず西岳へ向かう。
峠では風が強かったが、その後は収まっているようだ。
峠を過ぎると徐々に岩場になってくるが、まだそれほど苦労するような道ではない。
岩のくぼ地のようなところにシロバナエンレイソウが咲いていた。ちょうど見頃で綺麗だったので、近くまで登って撮影した。
シロバナエンレイソウ 山頂が近づくと景色が良くなってくる。
すぐ隣が両神山なのだが、いつもは反対側から見ているので、どうも印象が違う。(笑)
両神山 尾根の日当たりの良い場所には小さいリンドウが咲いている。
よく似たハルリンドウもあるが、こらはフデリンドウのようである。
これもあまり綺麗に撮れていないですね。(笑)
フデリンドウ小さい紫の花も咲いていた。調べてみるとヒメハギのようだ。
降りる途中の登山口近くにもいくつか咲いていたのだが、小さい花なのであまりうまく撮影できなかった。
ヒメハギ山頂からかなり遠くの山まで見え、素晴らしい展望が広がっている。
写真は南アルプス方面で、わずかだが雪の残っている山も見える。
ちょうど昼過ぎの時間で、 昼食にする。
予定では野菜入りコーン&フカヒレもどきスープを作るはずだったのだが、諸事情で野菜入りベーコン&ハルサメ入りスープが出来上がった。(笑)美味しくいただく。差し入れのこごみの天麩羅も美味しかったです。
ときどき強い風が吹くが、長くは続かないので大きな支障はなかった。
南アルプス方面ここからが本格的?な痩せ尾根の岩場が続く。
写真は降りていくところだが、後ろ向きに降りるので足場を確保するのが難しい。
痩せ尾根の岩場登り返したピークから山頂を振り返るとすごいところを歩いた感じがしてくる。
次のピークから見る二子山西岳その後もしばらく岩場が続き、クサリなどの助けを借りて慎重に進んで行く。
やっと足下が土の場所に出て一息つくが、滑りやすい道なので油断は禁物。
気が伐採された場所から振り返ると歩いてきた山並が見える。山頂はもう少し右側である。
こちらから登っていたら引き返したという意見も出てくる。
降りてきた岩場下山の道には小さいフモトスミレが多く咲いている。
何度か撮影している花なので、適当に撮影したらうまく撮れていなかった。(笑)
しばらく行くとジュウニヒトエが綺麗に咲いている。
この花も何度か見ているが、時期が合っていなかった花ばかりなので、一番良い状態の花にやっと会えて嬉しい。ここは慎重に設定も変えて何枚か撮影したので綺麗に撮れていた。
ジュウニヒトエ車道まで降りると菜の花が綺麗に咲いていた。
二子山を背景に撮影したが、電線を隠そうとしたので山は少ししか写っていない。(笑)
菜の花と二子山少し車道を歩くと登山口に到着。
無事に下山することができました。(笑)
帰りは秩父で武甲の湯へ寄る。駐車場が芝桜の臨時駐車場を兼用していたので混雑が心配だったが、露天の洗い場もあり、寒いのを我慢すれば待つようなことはなかった。(笑)
今までに登った中では一番大変な岩場でしたが、少し自信になった気もします。
花も多く見ることができ楽しい山歩きでした。
西上州二子山(終わり)
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