2003年 in 北海道 No.3
2003年6月30日 
釧路湿原
曇|雨
車の移動  帯広 → 釧路湿原 → 上川町

そろそろ大雪に登りたいのだが、天気は雨まじりの曇り。(涙)夜は層雲峡の近くの宿に行くとして、昼間は釧路湿原に行くことにする。 移動を考えるとあまり時間がないので、高層湿原の中の木道を歩けるビジターセンターを目的に行く。 最初に手前の湿原展望台に寄ると、ここからも湿原の中を歩く遊歩道があるので、こちらを先に歩くことにする。遊歩道も木道ではなく、スゲやヨシなどが繁茂する低層湿原なのだが、気持ちの良い道が続く。


遊歩道
遊歩道の周囲にはクサフジやヒオウギアヤメなども咲いている。

クサフジ

ヒオウギアヤメ
鳥の鳴き声も賑やかで、コヨシキリの写真を撮ることができた。他にもカッコウが近くに止まったのだが、写 真を撮る前に飛んで行ってしまった。
晴れていれば蝶や蜻蛉もたくさん飛んでいそうなのだが、どんよりとした曇では全く姿を見せない。

コヨシキリ
1時間くらいで1周するはずが、どうも道をちゃんと憶えていなかったようで、目的地のビジターセンターの近くまで歩いてしまった。どうせ戻るのだから、ここで引き返して車でビジターセンターへ行けば良かったのだが、ここまで来たからとそのまま歩いてしまった。(苦笑)
ビジターセンターから高層湿原の中へ入って行くのだが、長年にわたり泥炭層が重なり発達した高層湿原は植物もそういう環境に適応したものが繁殖するので、他とは違う花が期待できる。 釧路湿原も大部分は低層湿原で、高層湿原は少ないそうである。ほんの少し歩いた遊歩道が低層湿原だったことからも実感できる。
高層湿原でまず嬉しかったのがヒメカイウの群落だ。ヒメカイウはミズバショウを小さくしたような花なのだが、ミズバショウよりも形が整っていて可愛い。また、ミズバショウに比べて見れる場所が少ないように思われる。

ヒメカイウ
ミツガシワも多く咲いていたが、残念ながら最盛期は過ぎた印象だ。家の近くの植物園で綺麗な花を見ているので、もう少し良い時期に見たいと思ってしまう。ヒメシャクナゲも時期が遅く、綺麗な花は残っていない。ワタスゲは湿ってしまうと写 真に撮る気にならない。(笑)

ミツガシワ
他にはクロバナロウゲやツルコケモモなどが咲いていた。 来た道から遊歩道の周回コースへ戻るとかなり時間がかかってしまった。

クロバナロウゲ

ツルコケモモ
おまけに展望台付近は毛虫だらけで帽子を深くかぶって防御したが、服にもたくさん付いてしまい、落とすのにまた時間がかかった。
なぜ、時間のことばかり書くかというと、宿までの道を急いで遅い車を追いこしたら、それが覆面 パトカーで、はみだし禁止で捕まってしまったからである。(苦笑)罰金9千円よりもゴールドでなくなるのが痛い。(涙・・・)
そろそろ晴れてくれ!

展望台から見た釧路湿原(クリックで拡大)


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