2003年 in 北海道 No.1
2003年6月28日 チミケップ
晴
上士幌 → チミケップ → 上士幌
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もっとも楽しみにしていた北海道についに到着。旅として北海道に来たのは12年ぶりになる。 |
 シロオビヒメヒカゲ |
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エゾシロチョウ |
 ホソバヒョウモン |
| しばらく歩くとFieldさんが「オオイチ」と叫んだ。実際には大きな声ではないのだが、叫んだように思われた。そこには確かに大型の黒い蝶がいる。僕には近づくまで分からなかったが、確かにオオイチモンジだった。１頭はキツネと思われる糞にいるが、もう１頭が草の上に止まっている。皆、草の上の固体を狙って撮影をする。（笑）羽化して間もないと思われる綺麗な固体だ。 |
 オオイチモンジ（雄） |
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車に戻って探しながら移動すると、いくつかのポイントでオオイチモンジがいた。２頭が羽を広げているところも撮影できた。右側は黒が強く、特に飛んでいるところはかなり黒く見えた。やはり糞のあるところにいることが多い。熊の糞もあり、１人でいたらやはり恐い思いをしただろう。
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 オオイチモンジ（雄） |
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途中でギンボシヒョウモンの交尾の写真を撮影した。片方だけが羽を広げて格好良かったが、すぐに閉じてしまい、接写
はできなかった。
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 ギンボシヒョウモン |
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また、クマゲラが餌を取るために開けたと思われる穴もあったが、残念ながらというか、当然ながらクマゲラの姿は全く見れなく残念。
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 クマゲラが開けたと思われる穴 |
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昼食はしほわんさんの手作りお弁当。２種類のおにぎりにから揚げや卵焼きなどで、結構量
も多かったのだが、美味しく完食する。チーズとおかかのおにぎりは初めて食べたが、とても美味しかった。
もう少し林道の先へ行くと崖の下にトカチフウロとチシマフウロが咲いている。撮影しているとホソバヒョウモンが吸蜜にきて良い組み合わせの写
真が撮れた。
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 ホソバヒョウモン |
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コチャバネセセリもチシマフウロで吸蜜しているので撮影する。普通
種でも花で吸蜜していると絵になる。崖を登って道に戻るのに何度か滑ってしまった。
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 コチャバネセセリ |
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やはり糞のところに３種類の蝶が群がっていた。ミスジチョウ、シータテハ、イチモンジチョウである。ミスジチョウは本州にもいるが、まだ撮影してない蝶である。単独の写
真も撮りたかったが、この日は他に見なかった。いつもは多くいるそうで、時期的なものか気温のせいか分からないが、残念。
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 ミスジチョウ、シータテハ、イチモンジチョウ |
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ジョウザンシジミの可能性があるということで、キリンソウの多く咲いている場所で車を止める。残念ながらジョウザンシジミは見つからなかったが、ヒョウモンチョウとコヒオドシを撮影することができた。
少し高い場所で、ネットが張ってあったのであまり良い写真にはならなかったが、ヒョウモンチョウはカラフトヒョウモンだったので撮影しておいて幸運だった。（笑）ホソバヒョウモンと良く似ているが、羽の周辺部の模様が違っている。 |
カラフトヒョウモン |
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数年前に北海道に生息しているのが見つかったカラフトセセリのいる滝上町まで行こうという話だったが、思ったよりも遠いので断念し、湖畔でお茶を飲んで談笑する。
ここにはエゾリスも来るということで餌が用意されていたが、最近はカラスのせいで寄ってこないそうで残念。 帰りがけに広い草むらで何かいないかとしばらく散策する。エゾシロチョウが交尾をしていたので撮影していると、ヒメウスバシロチョウという声がする。これも北海道でしか見れない蝶で喜んで追いかける。 |
 エゾシロチョウ |
 ヒメウスバシロチョウ |
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更に、カバイロという声で小さな蝶が飛んで行くのを追いかけるが、全く止まらずに飛んで行ってしまった。カバイロシジミは撮影したかった蝶の１つだったが、確認するチャンスもなかった。
足寄でチーズを買い、ソフトクリームを食べながら休憩。 上士幌まで送ってもらって別 れました。FieldさんとＳＥＮＳＥさんのおかげで北海道で一番多くの蝶が撮影できた日になり大満足でした。 |
