蝶の撮影記
2004年7月中旬 
群馬県榛名山
晴|曇

忙しいので昼までしか時間が取れないのだが、5月に下見もしたので榛名山へ向かった。
7時過ぎに到着。
ここではヒメシジミが見られるはずなので、早い時間でも大丈夫なはず。
最初に見れたのはウラギンスジヒョウモンだと思いますが、オオウラギンスジヒョウモンかもしれません。
まだ時間が早いせいか、ほとんど動かず、羽を開いたところは撮影できません。


ウラギンスジヒョウモン

ユウスゲも咲いてはいるが、まだ時期が早いのか、あまり多くは咲いていない。
ニッコウキスゲと似ているが、ニッコウキスゲがオレンジ色なのに対し、こちらはレモン色である。

ユウスゲ
ヒメシジミは少し痛んでいるものも目立つが、まだまだ新鮮な雄も多い。
何度か撮影している蝶だが、新鮮な雄が羽を広げたところは本当に鮮やかである。

ヒメシジミ(雄)

ヒメシジミ(雄)

ヒメシジミ(雌)
次に下見のときに目を付けておいた林道へ向かう。
最初に見たのはアイノミドリシジミだと思う。羽を開いて地面に止まっていたので近づくと逃げられて見失ってしまった。残念。
次にジョウザンミドリシジミが近くに止まる。羽を閉じている間に何枚か撮影するが、設定が悪くピンボケばかりでした。(笑)
太陽が雲に隠れた瞬間に綺麗な羽を開いてくれました。近づいても逃げないので何枚も撮影することができました。

ジョウザンミドリシジミ(雄)
しばらく撮影していると、別の雄が絡んできて飛び立ちました。卍飛翔の始まりです。
林道を少し進むと別の2匹も絡んで飛んでいます。
何枚か勘で撮影した中にそこそこピントの合ったものがありました。羽の裏しか写 ってないのが残念ですが、自分としては良く撮れた方ですね。

ジョウザンミドリシジミ(雄)
今年は何度も見ているウラゴマダラシジミにまた会いました。さすがにこれで最後ではないかなと思いますが、また来年も多く見たい蝶です。

ウラゴマダラシジミ
別の林道へ移動しました。こちらの方は道幅が広く車も通 れる道です。
ミヤマカラスアゲハが飛んできて吸蜜を始めたので慌てて撮影します。
花の陰に入ってしまい、数回しかシャッターが切れなかったので満足いく写 真にはなりませんでしたが、羽の表がなかなか撮れていない蝶なのでラッキーでした。

ミヤマカラスアゲハ

ミヤマカラスアゲハ
林道にはクガイソウも多く咲いています。ヒメキマダラセセリやスジグロシロチョウが吸蜜しているので思わず撮影します。やはり写 真に撮りたくなる花と蝶の組み合わせというのがありますね。

ヒメキマダラセセリ

スジグロシロチョウ
オカトラノオも結構咲いていて、こちらではホシミスジが吸蜜しています。
白い花に黒い蝶の組み合わせというのもいいですね。

ホシミスジ
更に別の林道へ移動するが、ボロで判別も難しいゼフを見ただけでした。
あまり時間もないので、最初の林道へ再び移動。
今度はアイノミドリシジミをちゃんと撮影できましたが、羽は開きませんでした。
なかなかタイミングが難しいところです。

アイノミドリシジミ
ここでは痛んだ夏型のサカハチチョウも見ました。春型よりも夏型の方が好きなので、綺麗な固体を撮影したかったのですが、いつの間にか適期が過ぎていたようです。

時間があればもう少しゆっくり散策したかったのですが、まずまずの成果でした。

(終了)


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