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2004年4月下旬 
赤城山

登山口 → 山頂 → 登山口

昨年に続いて赤城山へヒメギフチョウを求めて行くことになった。
今回はHP関係で知り合った3名と一緒に行くことになった。全員が撮影中心でリンクもさせていただいているので、リンクのページから見てもらえれば分かるのではないかと思います。
登山口には9時頃に到着。風が強いので心配しながら登っていく。

昨年も見たハルトラノオが咲いている。今回はデジカメのメモリーカードが壊れて修復の依頼中なので、花の撮影は自粛モードで、うまく撮影できなかった。(笑)
食草のウスバサイシンも昨年同様に咲いている。これもあまり綺麗に撮影できていないが、昨年よりも多く咲いている。


ウスバサイシン
こちらも昨年も咲いていたヒナスミレ。昨年よりも標高の高い位 地まで咲いているので、カタクリが残っているか心配になる。

ヒナスミレ
同行者のTさんがヒゴスミレではないかと言うので見てみる。確かにエイザンスミレよりは葉が細い。
ここは自粛モード返上で、気合いを入れて撮影する。 (笑)
後で図鑑を見て確認し、「赤城姫を愛する集まり」の方にも見てもらって確認してもらった。

ヒゴスミレ
山頂に着くとかなり風が強い。これはヒメギフチョウも飛ばないかと心配しながら南側の斜面 へ向かうと、すでに先行して撮影している人がいた。聞くとカタクリはやはり終わっているという。
しかし、南の斜面は風がなく、ヒメギフチョウもすでに飛び始めている。
最初のチャンスでデジカメの電池がいきなり切れる。(笑)
しかし、予備のデジカメでも撮影できる距離に近寄ることができた。 羽をしっかり開いた写 真を見ると赤城のヒメギフチョウの特徴の赤い斑紋が発達しているのがよく分かる。

ヒメギフチョウ

Tさんの近くに止まったので、反対側から回りこむとスミレで吸蜜しいている。
僕がいなければTさんも回り込めたかもしれないが、良い角度の方から撮影させてもらった。
まだ、吸蜜には早い時間と思っていたし、吸蜜に訪花
するのはしばらく経ってからだったので、幸運だった。
昨年に比べると静止している固体のチャンスは多い。風がほとんどない場所に
ヒメギフチョウも避難しているのかもしれない。


ヒメギフチョウ

ヒメギフチョウ
ある程度の撮影ができたので、隣のピークの様子を見に行くが、スミレのポイントは急斜面 で移動が難しく、枯葉も多い。何度か吸蜜に来るのだが、近づこうとすると枯葉の音のためかすぐに逃げられてしまう。
15分くらいで戻って昼を食べるが、飛んでくる数も少なくなってきた。
しかし、下山の途中で最後のサービスという感じでしばらく静止してくれる固体と出会うことができた。
まだ撮影していない羽の裏を何とか撮影した。

ヒメギフチョウ
下山は今まで通ったことのない登山道を行ってみる。カタクリもピークは過ぎていたが、少しは綺麗な花も残っていた。この日の風ではこちらの斜面 での撮影は無理だったと思うが、自分で確認しないと駄目ですね。

カタクリ
こちらにはヒトリシズカ、アズマイチゲ、シロバナエンレイソウなども咲いていた。
違う道を歩くと新しい発見がありますね。

ヒトリシズカ

アズマイチゲ

林道の近くにはヤマエンゴサクも多く咲いていた。 不思議と縁がなかった花で、初撮影となった。


ヤマエンゴサク

林道の直前に水場があり、汲みに来ている人もいる。
ネコノメソウも見頃でスギタニルリシジミが数匹飛んでいた。
ネコノメソウに止まらないかと期待したが、近くに止まったところを撮影した。


スギタニルリシジミ
コツバメも1匹いて、テリトリーを張っているのか、飛んでも戻ってくる。
他には越冬後のシータテハも顔を見せてくれた。

コツバメ

コツバメ


カタクリで吸蜜する写真は撮影できなかったが、 昨年以上に多くの撮影ができた。
何よりも共通の趣味を持つ人と一緒に撮影をすることができて楽しい時間を過ごすことができました。
また、暖かく迎えてくれた「赤城姫を愛する集まり」の皆さんに感謝します。この日も下草刈りなどの環境整備をしていました。そのおかげで生息範囲も少しづつ拡大しているようです。

赤城山(終わり)



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